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3.4 情報を集約する — 会社をフォルダで表現する

フォルダ構造 = 組織構造

Claude Codeは、フォルダの中にあるファイルを読んで理解します。つまり、フォルダの整理が、AIの理解力に直結します。

Pivot動画(梶谷健人氏 × PIVOT)で紹介されていた考え方が分かりやすいので紹介します。

会社/
├── Strategy/ ← 経営戦略
│   ├── 中期計画.md
│   └── 競合分析.xlsx
├── Marketing/ ← マーケティング
│   ├── キャンペーン計画.md
│   └── 顧客分析.csv
├── Finance/ ← 財務
│   ├── 月次レポート.xlsx
│   └── 予算.xlsx
├── HR/ ← 人事
│   └── 採用計画.md
└── CLAUDE.md ← AIへの全体指示

このようにフォルダを組織の構造に対応させておくと、AIは必要な情報を自分で探して参照できるようになります。

「100の情報を置いておく」発想

従来は、AIに質問するたびに「この情報を参考にして」と関連資料を手動で渡す必要がありました。

フォルダに情報を集約しておけば、100の情報にアクセス可能にしておくだけで、AIが必要な5つを自分で見つけて使ってくれます

人間が「これとこれを見て」と選別する手間がなくなります。

アクセス権限の設計

組織で使う場合、誰がどの情報にアクセスできるかも設計できます。

  • 経営者: すべてのフォルダが見える → 全社横断の分析ができる
  • 部門長: 自部署 + 関連部署のフォルダが見える
  • メンバー: 自部署のフォルダのみ

これは単にフォルダの配置と共有設定の問題なので、ITの専門知識がなくても直感的に管理できます。

この設計もAIに任せられる

「うちの会社に合ったフォルダ構成を考えて」とClaude Codeに頼めば、組織構造や業務内容に合わせた提案をしてくれます。

あなた「従業員30人の製造業です。営業、製造、管理の3部門があります。AIに社内情報を参照させるためのフォルダ構成を提案して」
Claude Code「以下の構成を提案します...」

この章のポイント

  • フォルダ構造を整理すると、AIが必要な情報を自分で見つけてくれる
  • 「100の情報を置いて、AIに5つ選ばせる」発想が効率的
  • フォルダ設計自体もAIに相談できる